【表彰台●回】22歳のF1ドライバーがゼッケン22をつけて戦った結果は?

こんばんは、どもるーんです。

 

今日5月11日は、角田裕毅の22歳の誕生日ですね。
しかも、角田のゼッケンが22ということもあり、さらに特別感が増した誕生日となりましたね。

 

 

そこで気になったのが、
過去にゼッケン22を付けた22歳のF1ドライバーの戦績
です。


これに当てはまる先人はどれくらいいるのか、
そしてどんな成績を残したのか、
見ておくとこれからの角田の戦いに対する見方も変わってくるでしょう。

 

ということで、
該当する4人のドライバーを見ていきましょう。

 

 

 

 

 

ダニエル・リカルド(2011年)


まずは皆さんお馴染み、シューイお兄さんことダニエル・リカルド

 

現在は通算8勝を挙げているトップドライバーのリカルド。デビューチームは何とトロロッソ(現アルファタウリ)ではなく、当時参戦2年目のHRT(ヒスパニア)でした。

 

※画像引用元:ausmotive.com

 

第9戦から第19戦まで参戦し、第17戦以外のレースをゼッケン22で走りました(第17戦はドライバー入れ替えの都合でゼッケン23を使用)。しかし、戦闘力の低さゆえ最高位18位と苦戦しました。

 

成績

ラウンド グランプリ 決勝結果
2011 9 イギリス 19位
2011 10 ドイツ 19位
2011 11 ハンガリー 18位
2011 12 ベルギー リタイア
2011 13 イタリア 周回不足
2011 14 シンガポール 19位
2011 15 日本 22位
2011 16 韓国 19位
2011 18 アブダビ リタイア
2011 19 ブラジル 20位

 

 

 

ルカ・バドエル(1993年)


次にルカ・バドエルです。古のF1ファンの間では「大波乱のヨーロッパGPで泣いた男」「フェラーリ黄金時代影の功労者」として知られていますよね。


バドエルは1993年、ベテランで地元の大先輩、ミケーレ・アルボレートと組んで、ローラ・フェラーリからF1デビューしました。デアゴスティーニの『F1マシンコレクション』にもありましたね。

 

※画像引用元:deagostini.jp

 

しかしこれまたリカルド同様、マシンの性能で予選はほぼ下位。アルボレート共々予選落ちを喫することもありました。

それでも、サンマリノGPでキャリアベストの7位に入るなど、14戦中6戦で完走を果たしました。

 

チームは日本GPを前に撤退してしまいましたが、この7位が最後まで効き、この年のコンストラクターズランキングで最下位を回避しました。

 

成績

ラウンド グランプリ 決勝結果
1993 1 南アフリカ リタイア
1993 2 ブラジル 12位
1993 3 ヨーロッパ (予選落ち)
1993 4 サンマリノ 7位
1993 5 スペイン リタイア
1993 6 モナコ (予選落ち)
1993 7 カナダ 15位
1993 8 フランス リタイア
1993 9 イギリス リタイア
1993 10 ドイツ リタイア
1993 11 ハンガリー リタイア
1993 12 ベルギー 13位
1993 13 イタリア 10位
1993 14 ポルトガル 14位

 

 

 

アレックス・カフィ(1986年)


続いてアレックス・カフィです。バドエルと同じイタリア人ドライバーで、F1ブーム時代はアロウズ/フットワークで走っており、フットワークのCMにも出演していましたね。

 

 

※画像引用元:f1-facts.com

 

カフィは1986年のイタリアGP、まさに地元レースでオゼッラから出走しました。結果は予選最下位(27位)から11位で決勝完走でした。

 

成績

ラウンド グランプリ 決勝結果
1986 13 イタリア 11位

 

 

 

アンドレア・デ・チェザリス(1982年)


最後に、言わずと知れた80年代の壊し屋、アンドレア・デ・チェザリスです。カフィ、アルボレートと同じイタリア人ドライバーで、現在のペイドライバーの先駆けのような存在でした。

 

様々なチームを渡り歩き206戦に出走しましたが、優勝は1回もありません。また、マシンの信頼性と強引なドライビングが相まって、完走率も3割程度という低さになっています。

 

画像引用元:devianart.com

 

チェザリスがゼッケン22をつけて走ったのは1982年のアルファロメオ在籍時です。6戦を走り、F1史上屈指のサバイバルレースとなったモナコGPでは3位を獲得しました。

 

成績

ラウンド グランプリ 決勝結果
1982 1 南アフリカ 13位
1982 2 ブラジル リタイア
1982 3 アメリカ西 リタイア
1982 4 サンマリノ リタイア
1982 5 ベルギー リタイア
1982 6 モナコ 3位

 

 

 

まとめ

 

ここまで4人の成績を見てきました。4人の成績は表彰台1回(3位)、シングルフィニッシュその他1回となりました。

数だけ見ると少ない!というのが正直な感想ですが、

  • チェザリス以外は戦闘力に乏しいマシンによる成績である
  • ここまで5戦で角田が2回入賞している

ことから、そこまで悲観的になる必要はないでしょう。

 

というわけで、スペインGPからも無線芸人角田裕毅の戦いぶりに注目です。

 

 

 

【検証】2022年のF1オープニングでラーメン屋になれるのは誰か?予想してみた!【ネタ】

こんにちは、どもるーんです。

 

今回は、2022シーズンのF1開幕を前に、
2022年の「デンデンデン!」で
誰がラーメン屋になるかを
予想していきたいと思います。

 

目次

 

「デンデンデン!」とは


こちらの動画をご覧ください

www.youtube.com


これはF1で使用されているオープニング映像です。
BGMが「デン!デン!デン!」で始まることから
「デンデンデン!」と呼ばれることが多いです。

 

この映像は2018年から毎年変わっているのですが、特徴として

  • フル参戦するドライバーが全員出演
  • 最後にF1ロゴが出る

という点があります。

 

 

ラーメン屋とは

 

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このポーズです。


19年のオープニング映像で、
バルテリ・ボッタスが腕を組んでいるシーンがあります。
このシーンが、彼の貫禄ある風貌と相まって、
ここラーメン屋」と言われるようになります。

 

▼映像はこちら

www.youtube.com

 

ここでは、


       ラーメン屋 = 腕組みシーン


と定義し、このポーズについてみていきます。

 

 

 

過去のデータ

 

それでは、過去の映像を見て、出現の傾向をつかんでいきたいと思います。


2018年


ラーメン屋は誰一人いません。

2019年


急激なラーメンブームの到来です。20名中10名がラーメン屋と化してしまいました。

中でもフェラーリは、両ドライバーがビノットの元を離れてラーメン屋に就職しました。跳ね馬だけに「ウマい」ラーメンに自信があるんですかね(は?)
それ以外は、おおむね各チーム1人選出という形になりました。ラーメン屋になれなかったのは、レーシングポイントとレッドブルでした。


2020年


この年は最後に全員集合するシーンもあるので、それも計算していきます。

 

①個別登場シーン

人数は減ったものの、チャンピオン11回分がラーメン屋となりました。ベッテルとハミルトンは、見切れていたせいか明確な腕組みシーンはありませんでしたが、腕の動かし方がそれっぽかったので数に含めました。
この時点で、ラーメン皆勤賞はライコネンベッテルのみになりました。

 

②集合版

ここで隠れラーメン屋がゾロゾロ出てきました。マクラーレンレッドブルが両ドライバー開店。そのほかにも、この年唯一の新人だったラティフィがラーメン屋になりました。
これら二つを合わせると、このシーズンでは9名が無事ラーメン屋になれました。

2021年

ラーメン屋激減の時代が訪れました…。かなしいね。

ラーメン屋はここまで皆勤賞のキミ・ライコネンアルファロメオ)、前年にキャリア初優勝を果たしたピエール・ガスリー(アルファタウリ)、この年移籍のダニエル・リカルドマクラーレン)のわずか3名

元祖ラーメン屋のバルテリ・ボッタス

と、散々でした。挙句の果てには湯切り失敗どころか、イタリアへ移転させられてしまいました。ついてないね。


ラーメン出店状況

ドライバー別
順位 ドライバー 回数 19' 20' 20' 21'
1 キミ・ライコネン 4
2 セバスチャン・ベッテル 3  
3 アレクサンダー・アルボン 2.5 -
4 カルロス・サインツ 2    
5 ピエール・ガスリー 1.5    
6 バルテリ・ボッタス 1      
6 シャルル・ルクレール 1      
6 ニコ・ヒュルケンベルグ 1 - - -
6 ケビン・マグヌッセン 1     -
6 ロバート・クビサ 1 - - -
6 ルイス・ハミルトン 1      
6 ロマン・グロージャン 1     -
6 マックス・フェルスタッペン 1      
6 ランド・ノリス 1      
6 ニコラス・ラティフィ 1 -    
6 ダニエル・リカルド 1      
  セルジオ・ペレス 0        
  ランス・ストロール 0        
  アントニオ・ジョヴィナッツィ 0        
  ダニール・クビアト 0       -
  ジョージ・ラッセル 0        
  エステバン・オコン 0 -      
  フェルナンド・アロンソ 0 - - -  
  角田裕毅 0 - - -  
  ニキータ・マゼピン 0 - - -  
  ミック・シューマッハ 0 - - -  

 

チーム別
順位 チーム 回数 19' 20' 20' 21'
1 フェラーリ 4 2 1 1  
2 アルファロメオ 4 1 1 1 1
3 マクラーレン 4 1   2 1
4 レッドブル 3   1 2  
5 メルセデス 2 1 1    
5 ハース 2 1 1    
7 ウィリアムズ 2 1   1  
8

トロロッソ/

アルファタウリ

2 1     1
9 ルノー/アルピーヌ 1 1      
 

レーシングポイント/

アストンマーチン

         

 

2022年のラーメン予想図


ここまでラーメン出店状況を見てきましたが、予想する上での注目点は

  1. 皆勤賞のライコネン引退!後継者は?
  2. 新人含む未経験者の出店はあるか?
  3. レギュレーション変更の影響は?

の3点になります。

 

皆勤賞のライコネン引退!後継者は?


F1デンデンデン・ラーメン支部(なんだそれ)で長らく腕を組み続けたキミ・ライコネンが昨シーズン限りで引退しました。私たち全デンデンデン・ラーメン屋ファンを裏切らないパフォーマンスをみせてくれました。

 

ここで気になることは、このライコネン的ポジションは誰が受け継ぐのかということです。真っ先に思いつくのは、ライコネンの跡を継ぐ形で、メルセデスからアルファロメオに移籍したバルテリ・ボッタスです。「トップチームからアルファロメオに移籍したフィンランド人ドライバー」という共通点を持っています。

 

ラーメン屋のイメージが彼発祥とのこともあり、開店数が多いと思われがちですが、意外にも開店したのは2019年の1度のみになっています。麺茹でをおサボりしてしまったのか、はたまた中途半端なラーメンは出さないというこだわり気質なのか、気になりますね。

 

そして、アルファロメオイタリア国籍で、ザウバーはスイス国籍です。ボッタスがラーメンを捨ててパスタという新たな領域を開拓するかもしれません。ボッタスは何パスタを作るのやら…。

 

 

そしてもう一人、世界最速のF1オタクことセバスチャン・ベッテルアストンマーチンに注目したいと思います。レギュレーションの変更時期と時を同じくして、ボリューミーな髪型になったのが印象的ですね。

 

ベッテルは昨年初めてラーメン屋開店ならずとなりました。しかし、それ以外では全部で腕を組んでいます。最近彼が政治的な関心を持つようにもなっていることから、一度決めたことを責任もってやり抜く姿勢がうかがえます。

 

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フェラーリ在籍時のオープニングでのベッテル(2019年)

 

移籍初年度こそ「チームストロール」のアストンマーチンで戸惑っていましたが、今やチームにもすっかり慣れて、いよいよここから元チャンピオンの本領発揮というシーズンになりそうです。その前段階として、儀礼のラーメン屋開店は避けて通れないのではないでしょうか?

 

新人含む未経験者の出店はあるか?

 


次に、新人や出店未経験勢についてみていきます。

 

出店未経験勢

ここまでで出店できなかったのは、

の4名です。


この中で一番期待がふくらむのは、オコンラッセです。オコンは昨年のガスリー出店を見て、同じルートをたどるかもしれません。「アロンソがやらない分、ボクがやらねば」と乗り気になってくれたらいいですね。

 

トップチーム・メルセデスのシートを手にしたラッセ。去年は2位表彰台を含め、複数回入賞で自信をつけました。しかし、初めてウィリアムズで入賞した去年のハンガリーGPは、チームメイトのラティフィに先着を許して8位だったり、ウィリアムズでのラストレースはリタイアと飾れなかったりと、ツキのなさが相変わらず目立ちます。

 

だからこのブログで言ったでしょう。腕組んどけば不運どっか行くって。

 

その他の2名に関しては今まで通りとみてよいでしょう。

  • トロール:在籍チームがレーシングポイントの系譜を継いでいることから、出店の可能性が低い。
  • ペレス:ライコネンと逆で、組まないことにこだわりがあるのでは?

 


新人

復帰

  • アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)

 

新人は現時点で1名(ただし、ニキータ・マゼピンの契約解除により代役参戦することとなるドライバーが新人である場合は2名)です。F2では例によってラーメン屋適性を測ることができませんでした。

 

のラーメン開店については、正直半々の確率と言ってよいと思います。周は初の中国人F1ドライバーとして、ラーメンの神髄を見せつけるために開店することでしょう。そうなれば、ボッタスとの熱いラーメン対決が始まるのも時間の問題です。2022年F1世界選手権ラーメンチャンピオンシップで圧勝すること間違いなしです。

 

一方、ボッタスの風格を恐れて開店しないことも考えられます。それに、これまでアルファロメオ

という傾向を見せています。「ボッタスが開店するなら周は開店させない」なんてこと、フレデリック・バスールなら考えていてもおかしくはありません。

 

ハースは、去年のダブルルーキー体制以外では必ずどちらかのドライバーがラーメン屋になっています。ミック・シューマッハが「顎」にちなみ、あごだしラーメンを開店するのか。はたまた、セカンドドライバーが急遽参戦からラーメン屋開店にこぎつけるのか。そもそもセカンドドライバーは誰になるのか…。

 

アレクサンダー・アルボンのF1復帰も今年の大きなニュースの一つです。彼は現役ドライバーの中で唯一参戦年すべてでラーメン屋を開店しています。時代はタイカレーではなくタイラーメンなのか…?

 

レギュレーション変更の影響は?

最後に、今年はF1のレギュレーションが大きく変わります。でかいタイヤ、ぐにゃぐにゃリアウィング、グランドエフェクトなど、車体の変化がすさまじく、ファンの間でも賛否両論分かれていますね。

 

結論から言いますが、前例がないのでわからないとしか言いようがありません。レギュレーション変更は、2020年にF2で行われましたが、ラーメン屋開店者数は0でした。しかも、映像を見る限り半数強がヘルメットを持ちながらのポーズであったため、あまり参考になりませんでした。

 

レギュレーション変更の影響を受けるとしたら大幅に何かが変わり、そうでなければそのままでしょう(進次郎構文)。

 

 

結論:予想発表


以上をふまえたうえで、このような予想になりました。

 

レッドブル フェルスタッペン ペレス
メルセデス ハミルトン ラッセ
フェラーリ ルクレール サインツ
マクラーレン ノリス リカルド
アルピーヌ アロンソ オコン
アルファタウリ ガスリー 角田
アストンマーチン トロール ベッテル
ウィリアムズ ラティフィ アルボン
アルファロメオ ボッタス
ハース シューマッハ ???

 

表中の〇印=開店予想です。

まずは大枠として、ラーメン屋人口を7人前後に設定しました。さすがに去年の3人からは持ち直してくるでしょう。
基本ドライバーの過去データ重視で予想しました。ルーキーはこれまでの新人の傾向を反映しました。

チーム別でバラけるのではないかと考えたので、チーム内2人ともラーメン開店のケースはナシになりました。結局前年の上位3チーム以外が1人ずつ開店という予想になりました。

 

 


というわけで、いかがでしたか?

みなさんも予想してみてください🙏


全部当てたらリバティメディアさん金塊ください。新規F1チーム設立資金でもいいですよ。

本家のOPが出たら答え合わせします。

 

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▼去年の予想と答えはこちらから

 

domo-22mcl.hatenablog.com

 

domo-22mcl.hatenablog.com

 

 

 

P.S. 立川マシマシって立川祐路とマイケル・マシの融合みたいな名前でおもろいよね

 

 

 

 

おわり

【予想】ミリオン8thライブの日替わりカレーを予想してみた!【インド・ネパール系P必見?】

みなさんナマステ、どもるーんです🙏🙏🙏

 

 

今日は、今週末(2月12日・13日)に開催される「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 8thLIVE Twelw@ve」での、当日の日替わりカレーを予想していきたいと思います。

 

 

THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 8thLIVE Twelw@veの公式HPはこちら

idolmaster-official.jp

 

 

 

日替わりカレーってなんだよ

「神戸ナワジョティのラム料理長(@nawajyoti01)」というツイッターアカウントで、ほぼ毎日告知されている日替わり食材のことです。

 

 

twitter.com

 

事の発端

ツイッターで「#ナワシタ」と検索してください。さすればわかります。

簡単に説明すると、カレーとの親和性をにおわせるコミュやセリフがミリシタ内で多く発見されたことがきっかけで、「ミリシタとナワジョティに関連性があるのでは?」と思い至ったP(もしかしなくても私)の悪行の数々です。

 

ちなみに、日替わりカレーの予想は7thライブの時にもしていました。

そのときの予想はこちらです。

 

 

 

 

本題

今回は、1日目・2日目の出演アイドルのこれまでの傾向をもとに、予想を立てていきます。

まず、出演者は以下の通りです。

 

 

次に、5thライブ以降のこれまでの食材傾向をみます。5th以降(ミリシタリリース以降)のスケジュールと、今回出演するアイドルのこれまでの傾向もあわせて見ていきます。

 

スケジュール

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食材の状況

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※6th-Typeは属性(エンジェル・プリンセス・フェアリー)別公演。6th SSAライブではサプライズ出演があったため、両日参加するアイドルも複数名いました。また、不参加アイドルによるライブ開始前出演はカウントしません。まぁそんなこんなで、アイドルの出演数はバラバラになっています。

 

食材の合計回数

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以上のことから、

  • チキンざがいもがメイン
  • サブの食材としてれんコんとゴポゥが一定数採用
  • 前回の7thは両日ながいもが採用

ということがわかりました。

もう少し詳しく見るために、チキン・ざがいも・その他の食材の観点で分析していきましょう。

 

分析

①チキン

登場率=各アイドルの出演したライブでチキンが採用された数÷出演数

とし、確率を計算します。

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1日目では4人、2日目では5人が100%となりました。とくに可憐は、ミリオンライブが始まってから出演ライブにすべてチキンが出ています。臆病ゆえにチキンと縁があるのでしょうか? そういえば、可憐に深いかかわりのある人が出演している某ラジオでは、おもちゃのチキンが吊るしあげられているようですが、何か関係があるんですかね?

1日目では琴葉とのり子が50%を切りました。一方で2日目は、全員が60%以上となっています。ここから、2日目はチキンの採用確率が高くなるのではないかと予想できます。

 

②ざがいも

こちらも、同様に確率を計算します。

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こちらはチキンとは違って、100%は昴のみになりました。ただ、昴も出演数が3であることを考えれば、それ相応の出演数でざがいもを連続しているアイドルはほぼゼロといえるでしょう。

こちらは1日目・2日目ともに傾向に大きな違いはみられず、ともに4~5人が50%を切りました。佐竹飯店の美奈子さんに愛想を尽かされるざがいも、可哀想としか言いようがありませんね。

 

③その他の食材

ここで、上記食材以外に複数回出てきた食材に対し、食材登場回数=出演数となる皆勤賞を調べてみます。今回は、ゴポゥ・れんコん・ほうんぞ・ながいもの4食材です。

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これらのうち、れんコんほうんぞに皆勤賞が出ました。そのうち、未来可奈はれんコん・ほうんぞでダブル皆勤賞をゲットしました。2人の出演日が分かれているため、どちらにこのようなサブ食材が採用されるか判断が難しいですね。

 

予想

さて、肝心の予想に入ります。

 

まず、ざがいもチキンが含まれるかについて検討していきます。先ほどの傾向から、チキンは2日目に採用されやすく、ざがいもには大きな違いがないことがわかりました。そのことから、1日目「ざがいも」、2日目「ざがいも・チキン」を設定しました。

 

続いて、ほかの食材です。食材皆勤賞の結果から、未来の出演する2日目ではれんコんが採用されるとみてよいでしょう。1日目はほうんぞやれんコんとのセットが期待されますが、それらの食材は「ざがいも・チキン」とのセットがデフォルトになりつつあります。

ただ、単体のざがいもでの採用は5thライブ以降1度もないので、いったん1日目のざがいもを抜きにしましょう。

 

そうなると、考えられるのは「1食材orざがいも・チキンを含まない2食材」のいずれかでしょう。これに該当する例は3例(シーフード、ネパールカレー、ながいも・ほうんぞ)です。

シーフードとネパールカレーは食材の性質上、どうしても1食材にしかならざるをえません。一方のながいもとほうんぞは、基本的に他の食材と抱き合わせで採用されます。

 

以上を踏まえて、私の予想は

  • 1日目:ほうんぞ、(ながいもorざがいも)
  • 2日目ざがいもチキン、れんコん

です。

 

結局ざがいもに行き着いたのは、ざがいもとほうんぞの組み合わせがライブ同日以外では一定の割合でみられるからです。ただ、ざがいもが一時的に材料切れとなった場合、親和性の高いながいもが代役となると考えられます。

 

ちなみに、ミリオンライブでいうところの信号機(未来静香)が同日に揃うのは、2017年3月12日の4thライブ以来となり、ミリシタリリース以降では初となります。

本当なら過去の予想から傾向を探りたかったのですが、当日の告知はありませんでした。そういう意味では、全く未知の領域に足を踏み入れることになります。

3人の化学反応がどの食材を呼び込むのか、注目が集まりますね

 

おわりに

というわけで、簡単に予想していきました。

本来ならば会場のことや他食材とのかねあい、食材のライブ抜きにした通常の出現傾向など、より多くの観点からみていくのが望ましいでしょう。余裕のある方は、そのあたりも併せて予想してみてはいかがでしょうか?

 

 

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ナマステ🙏🙏🙏

【ネタ】日替わりカレーの食材からF1チャンピオンは予想できるか?【ナマステ】

こんにちは。どもるーんです。
今日は、日替わりカレーの食材からF1チャンピオンを予想してみたいと思います🍛

 

 


はじめに

今年のF1は、近年まれにみる大接戦が展開されています。先日のサウジアラビアGPを終えて残り1戦、現在総合首位のマックス・フェルスタッペンレッドブルと、総合2位のルイス・ハミルトンメルセデスとが同点で並ぶという状況です。最終戦を前にトップ2が同点に並ぶのは、なんと47年ぶりなんだとか。

若手のフェルスタッペンが勢いで獲るのか、ハミルトンが最強の名そのままに、F1史上初の8度目のチャンピオンに輝くのか、全世界がどぎまぎしていますね。

そんなチャンピオン争いを、私は日替わりカレーの具材で占おうと思っています。たぶんこんなひと、世界中どこ見ても私しかいないでしょうね(汗)

 

 

 


日替わりカレーの食材とは

このブログでおなじみ、神戸ナワジョティのラム料理長(@nawajyoti01)の日替わりカレー告知で告知される食材のことです。

 

ルール

  • 各グランプリ決勝日の日替わりカレー告知を集計
  • スプリント予選は含まない

 

概観

まずは、概観です。

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次に、チャンピオンを争うフェルスタッペンハミルトンに着目し、各食材があらわれたときの優勝回数をみてみましょう。

 

  フェルスタッペン ハミルトン
カバザ 1 2
チキン 5 6
ネパールカレー 3 2
ざがいも 4 3
しめざ 2 1
ながいも 1 1
ほうんぞ 1  
ゴポゥ 1 1
ずけね 1  
ピーマ   1

赤字は、ライバルより優勝回数が多いことを示します。

 


フェルスタッペンは、

  • ネパールカレー
  • ざがいも
  • しめざ
  • ほうんぞ
  • ずけね

で優勢です。


一方のハミルトンは、

  • カバザ
  • チキン

で優勢です。

 

 

 

チャンピオン予想👑

チャンピオン予想に関して、

  • 一方が優勝する(優勝したほうがいやおうなくチャンピオン)
  • これまでの優勝傾向が維持される

ことを前提とします。

 

告知ツイートでは、9割程度の確率で「ざがいも」「チキン」「ざがいもとチキン」が含まれます。ただし、日曜日はネパールカレーが出やすくなっています。ざがいもが出ればフェルスタッペン、チキンが出ればハミルトン優勢でしょう。

また、「ざがいもとチキン」ではフェルスタッペン4回、ハミルトン3回となっているので、これまたフェルスタッペンが優勢です。しかし、優勝回数としてフェルスタッペンがハミルトンより1回多い(フェルスタッペン9回、ハミルトン8回)ことを考えると、フェルスタッペン優勢でも確率としてはほぼイーブンとみてよいでしょう。

 

そして気がかりなのは、「接触やクラッシュで決着」してしまわないかということです。フェルスタッペンとハミルトンの間で起こった2回(イギリスGP、イタリアGP)とも、ネパールカレーでした。

もし12月12日(最終戦決勝日)の食材がネパールカレーだったら、と考えると…。いずれにしても、物議を醸さない形でのチャンピオン決定を祈ります。

 

 

まとめ

以下の条件が、チャンピオンが決まりやすい条件です。

  • フェルスタッペン有利な条件:ネパールカレー、ざがいも、しめざ、ほうんぞ、ずけね
  • ハミルトン有利な条件:カバザ、チキン、ピーマ
  • イーブンな条件:ながいも、ゴポゥ
  • その他:新しい食材が出てきてら、どうなるかみてみよう。

というわけで、チャンピオン予想の参考に(0.1ミリくらい)してみてください。と言っても、当日の朝のツイートを見なければ何とも言えませんが。

 

 


さいごに

この動画の5:02くらいから、ハミルトンが「中華料理とインド料理どっちが好き?」という質問に答えています。

Federer or Nadal? Zidane or Messi? Lewis Hamilton plays ‘You Have To Answer’ | F1 2020 - YouTube

 

 

ボッタスがラーメン従事者なら、ハミルトンはカレー従事者なのかな…。

 

 

 


おわり🙏🙏🙏

F1でドライバーのゼッケンとシーズン獲得点数が一致するケースを調べてみた

こんにちは、どもるーんです。

 

今日は、「ドライバーのゼッケンとシーズン獲得点数が一致するケース」について、
みていこうと思います。

 

 

ドライバーのゼッケンとシーズン獲得点数が一致するケースとは

具体的に言っちゃえば、
ハミルトン(ゼッケン44)が44点獲得
フェルスタッペン(ゼッケン33)が33点獲得
みたいなケースです。

 

 

集計ルール

  • シーズン通してゼッケンが固定化されやすくなった1974年から
  • ドライバーズポイントのみ対象
  • 途中参戦なども入れます

 

また、参考までにゼッケンとポイントの制度を年代別にまとめておきます。

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①1974年~1990年

ゼッケン ドライバー 点数
1976 10 ロニー・ピーターソン 10点
1978 8 パトリック・タンベイ 8点
1984 5 ジャック・ラフィット 5点
1985 4 ステファン・ベロフ 4点
1987 4 フィリップ・ストレイフ 4点
1988 17 デレック・ワーウィック 17点
1990 3 中嶋悟 3点


マシンの戦闘力的に、ティレルの例が多めですね。中嶋悟も1990年に達成しています。

 

 

②1991年~1995年

ゼッケン ドライバー 点数
1992 11 ミカ・ハッキネン 11点
1993 7 マイケル・アンドレッティ 7点

 

1995年までは、チャンピオンにならない限りチーム所有のゼッケンが変わらないルールになっています。可能性のありそうなフェラーリ(#27/#28)は、意外にもありませんでした。

93年のアンドレッティは、「チームメイト」セナに対してやや寂しい成績になってしまいましたね。

 

 

③1996~2002年

ゼッケン ドライバー 点数
1997 2 ペドロ・ディニス 2点
1999 7 デイモン・ヒル 7点
2000 6 ヤルノ・トゥルーリ 6点
2001 12 ヤルノ・トゥルーリ 12点
2002 7 ニック・ハイドフェルド 7点

 

ここから2013年まで、前年のコンストラクター順位をもとにゼッケンが割り振られます。私もモロにこの世代なので、今の極端に大きいゼッケン(44とか33とか77とか)が上に来るのは、今でもモヤッとしています。
97年のディニスが2番なのは、この年のチームメイトがデイモン・ヒル(前年のチャンピオン)だからです。
トゥルーリがカーナンバーを変えながらも2年連続で達成しています。

 

 

④2003~2009年

ゼッケン ドライバー 点数
2003 17 ジェンソン・バトン 17点
2004 12 フェリペ・マッサ 12点
2006 14 デビッド・クルサード 14点
2007 14 デビッド・クルサード 14点

 

入賞圏が8位まで拡大。中団勢で記録が出やすくなりました。ちなみに2004年のマッサは、ドライバーズランキング12位というおまけつき。

クルサードトゥルーリ以来の2年連続達成です。

 

 

⑤2010~2013年

ポイントが10位まで拡大し、1シーズン平均20戦程度。達成のターゲットは中団~下位勢になりましたが、この4年で達成者はいませんでした。

 

 

⑥2014年~現在

ゼッケン ドライバー 点数
2014 8 ロマン・グロージャン 8点
2015 9 マーカス・エリクソン 9点
2018 9 マーカス・エリクソン 9点
2019 8 ロマン・グロージャン 8点
2019 20 ケビン・マグヌッセン 20点
2021 ? ?? ?点

 

2014年からゼッケンがドライバー固定となりました。「ゼッケンの若い人が悪い成績orゼッケンの大きい人がそれなりの成績」というのが達成要件です。
みんな大好きグロージャンエリクソンが2回ずつ達成。しかもエリクソンは、F1参戦した5シーズンのうち、この2シーズンのみでポイント獲得です。


今年達成の現実味を帯びているのは、角田(#22・現在20点)です。1シーズン22戦ということもあり、あと2点獲ればいろいろな意味でちょうどいいでしょう。マゼピン(#9・現在0点)はあと9点ですが、ハースの戦闘力からして厳しそうです。
また、ラティフィ(#6・現在7点)とライコネン(#7・現在10点)は、すでにそれぞれのゼッケンを上回っているので対象外です。

 

 

まとめ

ここまで見てきた通り、1974年から2020年までで23例ありました。

今年も含め、来年はどうなるでしょうか。個人的にはF1復帰のアルボン(#23)とF1デビューのグァンユー(#??)に注目したいですね。

今年の接戦のF1チャンピオンシップを過去のポイントシステムに置き換えたら②

こんにちは。どもるーんです。


前回に引き続き、今回も、今シーズンのF1チャンピオン争いを過去のポイントシステムに変えるとどうなるか、検証してみます。

 

 

▼前回の記事はこちらです

domo-22mcl.hatenablog.com

 

 

 

ルール

  • 当時のルールを今季のF1シーズン(全22戦)に当てはまるよう適宜調整
  • ポイント集計は第16戦終了時点
  • ハーフポイントレースは通常レース点数の半分
  • 有効ポイントで並んだ場合、上位回数の多いほうがランキングで上位となる

 

2021年のチャンピオンシップ(第16戦終了時点)

順位 コンストラクター 得点
1 メルセデス 433.5
2 レッドブル 397.5
3 マクラーレン 240
4 フェラーリ 232.5
5 アルピーヌ 104
6 アルファタウリ 91
7 アストンマーチン 61
8 ウィリアムズ 23
9 アルファロメオ 7
10 ハース 0

ドライバーズ同様、コンストラクターズも一騎打ちの様相を呈しています。名門同士の3位争いも熾烈になっていますね。

それでは、細かく見ていきましょう。


1958~1959年

1位から5位まで8-6-4-3-2ポイント。全ラウンドのうち半数を有効ポイントとします。今季の場合は全22戦なので上位11戦を得点対象にします。なお、ドライバーズで加算されていたファステスト・ラップの1ポイントはノーカウントです

そして何より重要なのが、今とは異なり、チーム内で一番成績のいい順位しか反映されないことになります。そのため、1-2フィニッシュしても、加算されるポイントは1位の8ポイントのみになります。

 

コンストラクターズポイント
順位 コンストラクター 得点 変動
1 レッドブル 86
2 メルセデス 84
3 フェラーリ 39
4 マクラーレン 38.5
5 アストンマーチン 9

なんとここで早くもレッドブルメルセデスを逆転しています。優勝回数がそのまま反映されたといったところでしょうか。また、3位もフェラーリがとっています。

5位にはアストンマーチンが来ています(アルファタウリと同点)。バクーでのベッテル2位表彰台が効きました。

ちなみに今季1勝のアルピーヌは、それ以外のラウンドでいずれも6位以下のため、8ポイントにとどまりました。

 

1960~1961年

1位から6位まで8-6-4-3-2-1ポイント。全ラウンドのうち5割強(12戦)を有効ポイントとします。

コンストラクターズポイント
順位 コンストラクター 得点 変動
1 レッドブル 86
2 メルセデス 84
3 フェラーリ 40
4 マクラーレン 38.5
5 アルファタウリ 11.5
6 アルピーヌ 11

6位まで入賞圏が拡大すると、アルファタウリが僅差で5位に躍り出ました。アルピーヌの6位2回に対し、アルファタウリは6位3回でした。アストンマーチンは9ポイントで変わりませんでした。

 

1962~1966年

1位のポイントが9ポイントになりました。全ラウンドのうち5割強(12戦)を有効ポイントとします。

コンストラクターズポイント
順位 コンストラクター 得点 変動
1 レッドブル 93
2 メルセデス 90
3 フェラーリ 40
4 マクラーレン 39.5
5 アルピーヌ 12
6 アルファタウリ 11.5

今季優勝コンストラクターがポイントを積み上げ、マクラーレンフェラーリに0.5点差まで迫り、アルピーヌアルファタウリを上回りました。

 

1967~1978年

ポイントは前項と同じ。シーズンを前後半11戦ずつに分け、各下位1戦ずつをノーカウントとします。

コンストラクターズポイント
順位 コンストラクター 得点 変動
1 レッドブル 99.5
2 メルセデス 96
3 フェラーリ 42
4 マクラーレン 40.5
5 アルピーヌ 12
6 アルファタウリ 11.5

ドライバーズ同様、前半戦全戦入賞のチームがいないため、獲得ポイントがそのまま反映されています。後半戦のポイントは現時点ですべて対象になっています。

 

1979~1990年

ポイントは前項と同じ。全戦のポイントが対象。さらに、参戦全ドライバーの成績が対象となります。

コンストラクターズポイント
順位 コンストラクター 得点 変動
1 メルセデス 130
2 レッドブル 121.5
3 マクラーレン 50.5
4 フェラーリ 46
5 アルピーヌ 15
6 アルファタウリ 12.5

ここでメルセデスがトップ。ボッタスのセカンドドライバーとしての働きが活きています。マクラーレンも3位に上がりました。

 

1991~2002年

1位から6位まで10-6-4-3-2-1ポイント。全戦のポイントが対象。

コンストラクターズポイント
順位 コンストラクター 得点 変動
1 メルセデス 136
2 レッドブル 129
3 マクラーレン 51.5
4 フェラーリ 46
5 アルピーヌ 16
6 アルファタウリ 12.5

8勝のレッドブルと6勝のメルセデスが、それぞれ7.5ポイントと6ポイントを積み上げて差が7点になりました。

 

2003~2009年

1位から8位まで10-8-6-5-4-3-2-1ポイント。全戦のポイントが対象。

コンストラクターズポイント
順位 コンストラクター 得点 変動
1 メルセデス 173
2 レッドブル 158
3 マクラーレン 91.5
4 フェラーリ 90.5
5 アルピーヌ 32
6 アルファタウリ 31.5
7 アストンマーチン 20
8 ウィリアムズ 7

優勝の重みが減り、7位8位の小刻みな点数でフェラーリアルファタウリがライバルに迫っています。

 

2010年~2013年、2015~2018年

1位から10位まで25-18-15-12-10-8-6-4-2-1ポイント。全戦のポイントが対象。

コンストラクターズポイント
順位 コンストラクター 得点
1 メルセデス 420.5
2 レッドブル 389.5
3 マクラーレン 237
4 フェラーリ 232.5
5 アルピーヌ 104
6 アルファタウリ 91
7 アストンマーチン 61
8 ウィリアムズ 23
9 アルファロメオ 7
10 ハース 0


今年のポイントからファステストポイントと予選スプリントのポイントを引いたものです。ドライバーズではフェルスタッペンのエクストラポイント(ファステストポイント+予選スプリントポイント)が目立ちましたが、コンストラクターズではメルセデスが13ポイント、レッドブルが8ポイントでした。また、マクラーレンも3ポイント分フェラーリに詰め寄られています。

 

まとめ

ドライバーズに比べ、「ライバルチームより前でフィニッシュする傾向が強く出るレッドブル vs 優勝は獲られても2位3位を固めて堅実に行くメルセデス」という構図が浮き彫りになっていました。

 

ポイントはたかが数字でしかありませんが、優勝に重きを置くのか、安定感に重きを置くのか、カリスマ1人が率いるチームと2人とも速いチームのどちらを最強とみなすか、そのためにはどう評価を振り分けるか、このスポーツの一番を決めるうえでこの議論は尽きません。

 

ポイントシステムの変遷は「史上最強のF1ドライバーは誰か?」ということにまで影響を及ぼします。かつて今宮純さんが「F1で2度入賞すればグレート・ドライバー」と言っていましたが、当時は26台(予備予選まで含めれば約40台)中上位6位。それに比べ、現在は20台中上位10位と入賞へのハードルが低くなっています

 

グレートの定義は何か、ドライバーのパフォーマンスをどう評価している/すべきか、そんな観点からF1を見てみるのも面白いかもしれません。

今年の接戦のF1チャンピオンシップを過去のポイントシステムに置き換えたら①

こんにちは。どもるーんです。


今回は、今シーズンのF1チャンピオン争いを過去のポイントシステムに変えるとどうなるか、検証してみます。

 

 

ルール

  • 当時のルールを今季のF1シーズン(全22戦)に当てはまるよう適宜調整
  • ポイント集計は第16戦終了時点
  • ハーフポイントレースは通常レース点数の半分
  • 有効ポイントで並んだ場合、上位回数の多いほうがランキングで上位となる

 

2021年のチャンピオンシップ(第16戦終了時点)

順位 ドライバー 得点
1 マックス・フェルスタッペン 262.5
2 ルイス・ハミルトン 256.5
3 バルテリ・ボッタス 177
4 ランド・ノリス 145
5 セルジオ・ペレス 135
6 カルロス・サインツ 116.5
7 シャルル・ルクレール 116
8 ダニエル・リカルド 95
9 ピエール・ガスリー 74
10 フェルナンド・アロンソ 58

今シーズンは、ここ数年ぶりの1対1、シーソーゲームのチャンピオン争いとなっています。この争いがもし過去のポイントシステム上だったら、フェルスタッペンハミルトンのどちらかが大きく抜け出すのか、それとも接戦のままになるのか、気になりませんか?

それでは、細かく見ていきましょう。


1950年~1957年

1位から5位まで8-6-4-3-2ポイント。さらにファステストラップには追加で1ポイント。全ラウンドのうち半数を有効ポイントとします。今季の場合は全22戦なので上位11戦を得点対象にします。

ドライバーズポイント
順位 ドライバー 得点 変動
1 マックス・フェルスタッペン 81
2 ルイス・ハミルトン 76
3 バルテリ・ボッタス 50
4 ランド・ノリス 33
5 セルジオ・ペレス 32

優勝回数の多いフェルスタッペンハミルトンより上というのは変わらず。

ノリスペレスが僅差ですが、ぎりぎりノリスが上です。

1958~1959年

ポイントは前項と同じ。全ラウンドのうち5割強(12戦)を有効ポイントとします。

ドライバーズポイント
順位 ドライバー 得点 変動
1 マックス・フェルスタッペン 85
2 ルイス・ハミルトン 78
3 バルテリ・ボッタス 50
4 セルジオ・ペレス 33
5 ランド・ノリス 33

1戦分増えると、フェルスタッペンが2点、ハミルトンペレスが1点ずつ加え、ペレスは4位に上がりました。

1960年

1位から6位まで8-6-4-3-2-1ポイント。全ラウンドのうち5割強(12戦)を有効ポイントとします。

ドライバーズポイント
順位 ドライバー 得点 変動
1 マックス・フェルスタッペン 82
2 ルイス・ハミルトン 75
3 バルテリ・ボッタス 47
4 セルジオ・ペレス 32
5 ランド・ノリス 32
6 シャルル・ルクレール 25

FLポイントの廃止と6位入賞まで拡大の影響もあり、メルセデスはポイントを減らしました。また、ペレスノリスと同点ながらバクーでの優勝が効き4位。

1961~1966年

1位から6位まで9-6-4-3-2-1ポイント。全ラウンドのうち5割強(12戦)を有効ポイントとします。

ドライバーズポイント
順位 ドライバー 得点 変動
1 マックス・フェルスタッペン 88.5
2 ルイス・ハミルトン 80
3 バルテリ・ボッタス 48
4 セルジオ・ペレス 33
5 ランド・ノリス 32
6 シャルル・ルクレール 25

優勝の重みが増えた分、フェルスタッペンが有利になりました。

1967~1978年

ポイントは前項と同じ。シーズンを前後半11戦ずつに分け、各下位1戦ずつをノーカウントとします。

ドライバーズポイント
順位 ドライバー 得点 変動
1 マックス・フェルスタッペン 88.5
2 ルイス・ハミルトン 82
3 バルテリ・ボッタス 48
4 セルジオ・ペレス 33
5 ランド・ノリス 32
6 シャルル・ルクレール 25

11戦全戦入賞中のドライバーがいないため、獲得ポイントがそのまま反映されています。この時期のポイント制は、シーズン全体での一貫した戦力を重視するため、「波に乗って9点か0点」というドライバーは評価されにくかったでしょう。

1979年

ポイントは前項と同じ。シーズンを前後半11戦ずつに分け、各上位6戦を有効ポイントとします。

ドライバーズポイント
順位 ドライバー 得点 変動
1 マックス・フェルスタッペン 76.5
2 ルイス・ハミルトン 67
3 バルテリ・ボッタス 45
4 セルジオ・ペレス 30
5 ランド・ノリス 26
6 シャルル・ルクレール 25

安定してポイントを積み上げているハミルトンノリスが、逆に点数を大きく失うことになりました。

1980年

ポイントは前項と同じ。シーズンを前後半11戦ずつに分け、各上位8戦を有効ポイントとします。

ドライバーズポイント
順位 ドライバー 得点 変動
1 マックス・フェルスタッペン 88.5
2 ルイス・ハミルトン 79
3 バルテリ・ボッタス 48
4 セルジオ・ペレス 33
5 ランド・ノリス 30
6 シャルル・ルクレール 25

シーズン前後半で分けるのはこの年までです。ノリスは前半戦11戦中9戦でトップ5フィニッシュなので2点分が捨てになります。

1981~1990年

ポイントは前項と同じ。全ラウンドのうち約7割(15戦)を有効ポイントとします。

ドライバーズポイント
順位 ドライバー 得点 変動
1 マックス・フェルスタッペン 88.5
2 ルイス・ハミルトン 80
3 バルテリ・ボッタス 48
4 セルジオ・ペレス 33
5 ランド・ノリス 32
6 シャルル・ルクレール 25

このシステムでは、1961~1966年のシステムとほぼ同じような結果になりました。

ちなみにマクラーレンホンダが16戦15勝を挙げた1988年も、16戦中約7割にあたる11戦が有効ポイント対象になりました。

1991~2002年

1位から6位まで10-6-4-3-2-1ポイント。全戦のポイントが対象。

ドライバーズポイント
順位 ドライバー 得点 変動
1 マックス・フェルスタッペン 95
2 ルイス・ハミルトン 87
3 バルテリ・ボッタス 49
4 セルジオ・ペレス 34
5 ランド・ノリス 32
6 シャルル・ルクレール 25

このポイントシステムでは、チャンピオンシップ争いでのライバルとの距離感がつかみやすくなりました。さらに優勝の重みが増し、フェルスタッペンハミルトンがますます点数を伸ばしました。

2003~2009年

1位から8位まで10-8-6-5-4-3-2-1ポイント。全戦のポイントが対象。

ドライバーズポイント
順位 ドライバー 得点 変動
1 マックス・フェルスタッペン 105
2 ルイス・ハミルトン 104
3 バルテリ・ボッタス 69
4 ランド・ノリス 57
5 セルジオ・ペレス 53
6 シャルル・ルクレール 46.5
7 カルロス・サインツ 44
8 ダニエル・リカルド 34.5

優勝の重みが減り、より安定した成績をコツコツ残すことが重視されるようになりました。これまで見てきたものの中で、一番フェルスタッペンハミルトンの差が小さくなっています。

2010年~13年、2015~18年

1位から10位まで25-18-15-12-10-8-6-4-2-1ポイント。全戦のポイントが対象。

順位 ドライバー 得点 変動
1 マックス・フェルスタッペン 254.5
2 ルイス・ハミルトン 250.5
3 バルテリ・ボッタス 170
4 ランド・ノリス 144
5 セルジオ・ペレス 135
6 カルロス・サインツ 116.5
7 シャルル・ルクレール 116
8 ダニエル・リカルド 93
9 ピエール・ガスリー 73
10 フェルナンド・アロンソ 58

今年のポイントからファステストポイントと予選スプリントのポイントを引いたものです。今年6点差のはずのフェルスタッペン-ハミルトンが4点差に縮まっていることから、いかにフェルスタッペンがスプリントレースでのポイント獲得機会を活かしているかがわかるでしょう。

 

まとめ

どのポイントシステムをとっても、フェルスタッペンハミルトンの順位が変わることはありませんでした。優勝の価値が重くなる一昔前だともう少し差が広がるというのも、「速さのフェルスタッペン・安定のハミルトン」を象徴しているようで興味深いですね。

次回は、コンストラクター部門に焦点を当ててみたいと思います。