【検証】今年のF1オープニングでラーメン屋になれるのは誰か?予想してみた!【ネタ】
こんにちは、どもるーんです。
今回は、2021シーズンのF1開幕を前に、
2021年の「デンデンデン!」で
誰がラーメン屋になるかを
予想していきたいと思います。
目次
「デンデンデン!」とは
こちらの動画をご覧ください
これはF1で使用されているオープニング映像です。
BGMが「デン!デン!デン!」で始まることから
「デンデンデン!」と呼ばれることが多いです。
この映像は2018年から毎年変わっているのですが、特徴として
- フル参戦するドライバーが全員出演
- 最後にF1ロゴが出る
という点があります。
ラーメン屋とは
このポーズです。
19年のオープニング映像で、
バルテリ・ボッタスが腕を組んでいるシーンがあります。
このシーンが、彼の貫禄ある風貌と相まって、
「ここラーメン屋」と言われるようになります。
▼映像はこちら
ここでは、
ラーメン屋 = 腕組みシーン
と定義し、このポーズについてみていきます。
過去のデータ
それでは、過去の映像を見て、出現の傾向をつかんでいきたいと思います。
2018年
ラーメン屋は誰一人いません。
2019年
急激なラーメンブームの到来です。20名中10名がラーメン屋と化してしまいました。
- ロバート・クビサ(ウィリアムズ)
- アレクサンダー・アルボン(トロロッソ:前期)
- ピエール・ガスリー(トロロッソ:後期)
- キミ・ライコネン(アルファロメオ)
- カルロス・サインツ(マクラーレン)
- ケビン・マグヌッセン(ハース)
- シャルル・ルクレール(フェラーリ)
- ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)
- バルテリ・ボッタス(メルセデス)
- セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
中でもフェラーリは、両ドライバーがビノットの元を離れてラーメン屋に就職しました。跳ね馬だけに「ウマい」ラーメンに自信があるんですかね(は?)
それ以外は、おおむね各チーム1人選出という形になりました。ラーメン屋になれなかったのは、レーシングポイントとレッドブルでした。
2020年
この年は最後に全員集合するシーンもあるので、それも計算していきます。
①個別登場シーン
- ロマン・グロージャン(ハース)
- キミ・ライコネン(アルファロメオ)
- アレクサンダー・アルボン(レッドブル)
- セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
- ルイス・ハミルトン(メルセデス)
人数は減ったものの、チャンピオン11回分がラーメン屋となりました。ベッテルとハミルトンは、見切れていたせいか明確な腕組みシーンはありませんでしたが、腕の動かし方がそれっぽかったので数に含めました。
この時点で、ラーメン皆勤賞はライコネンとベッテルのみになりました。
②集合版
- ランド・ノリス(マクラーレン)
- キミ・ライコネン(アルファロメオ)
- アレクサンダー・アルボン(レッドブル)
- セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
- マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
- カルロス・サインツ(マクラーレン)
- ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)
ここで隠れラーメン屋がゾロゾロ出てきました。マクラーレンとレッドブルが両ドライバー開店。そのほかにも、この年唯一の新人だったラティフィがラーメン屋になりました。
これら二つを合わせると、このシーズンでは9名が無事ラーメン屋になれました。
ラーメン出店状況
ドライバー別
順位 | ドライバー | 回数 | 2019 | 2020個人 | 2020集合 |
1 | セバスチャン・ベッテル | 3 | ● | ● | ● |
1 | キミ・ライコネン | 3 | ● | ● | ● |
3 | アレクサンダー・アルボン | 2.5 | ●(0.5) | ● | ● |
4 | カルロス・サインツ | 2 | ● | ー | ● |
5 | バルテリ・ボッタス | 1 | ● | ー | ー |
5 | シャルル・ルクレール | 1 | ● | ー | ー |
5 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 1 | ● | ||
5 | ケビン・マグヌッセン | 1 | ● | ー | ー |
5 | ロバート・クビサ | 1 | ● | ||
5 | ルイス・ハミルトン | 1 | ー | ● | ー |
5 | ロマン・グロージャン | 1 | ー | ● | ー |
5 | マックス・フェルスタッペン | 1 | ー | ー | ● |
5 | ランド・ノリス | 1 | ー | ー | ● |
5 | ニコラス・ラティフィ | 1 | ー | ● | |
15 | ピエール・ガスリー | 0.5 | ●(0.5) | ー | ー |
ダニエル・リカルド | 0 | ー | ー | ー | |
セルジオ・ペレス | 0 | ー | ー | ー | |
ランス・ストロール | 0 | ー | ー | ー | |
アントニオ・ジョヴィナッツィ | 0 | ー | ー | ー | |
ダニール・クビアト | 0 | ー | ー | ー | |
ジョージ・ラッセル | 0 | ー | ー | ー | |
エステバン・オコン | 0 | ー | ー |
チーム別
順位 | ドライバー | 回数 | 2019 | 2020個人 | 2020集合 |
1 | フェラーリ | 4 | 2 | 1 | 1 |
2 | アルファロメオ | 3 | 1 | 1 | 1 |
3 | マクラーレン | 3 | 1 | 2 | |
4 | レッドブル | 3 | 1 | 2 | |
5 | メルセデス | 2 | 1 | 1 | |
5 | ハース | 2 | 1 | 1 | |
7 | ウィリアムズ | 2 | 1 | 1 | |
8 | ルノー | 1 | 1 | ||
8 | トロロッソ/アルファタウリ | 1 | 1 | ||
レーシングポイント | 0 |
2021年のラーメン予想図
ここまでラーメン出店状況を見てきましたが、予想する上での注目点は
の2点になるでしょう。
ライコネン/ベッテルの出店連続記録は?
まず、ベテランのライコネンやベッテルです。
結論から言うと、ライコネンが今年も出店する確率は高いと思います。
その根拠として、
- 彼のゼッケン「7」
- 最多出走記録突破時の反応
が考えられます。
2014年から、F1に参戦するドライバーは自分の好きな番号(2~99まで)を自分のゼッケンにすることができるようになりました。
そこで彼は「7」を選びました。なぜかというと、その前年のゼッケンが「7」だったからです。他のドライバーは思い入れのある数字などを選択していましたが、「去年これ使ってたから」という理由で選んだのは彼だけでした。
また、ライコネンは去年にF1の史上最多出走(最も多くF1レースを走った)記録を更新しました。しかし当の彼は全く興味を示しませんでした。
こうした彼の性格からすると、
「ラーメン屋だろうがそうじゃなかろうが興味ないよ」
と言って(絶対言わない)、今までのポーズを貫くことでしょう。
一方、ベッテルに関してはややハードルが上がりそうです。
ベッテルは、今季フェラーリからアストンマーチン(旧レーシングポイント)に移籍しました。
しかし、先ほどの分析結果から分かる通り、レーシングポイントは過去2年間、1回もラーメン屋になっていないのです。さらにベッテルは、6年という長い間在籍していたチームを離れて移籍したということで、心機一転して新たなポーズをとるかもしれません。
こうなると、ベッテルの出店連続記録が揺らぐ可能性は高くなってくるでしょう。
新人含む未経験者の出店はあるか?
次に、新人や出店未経験勢についてみていきます。
出店未経験勢
19、20年で出店できなかったのは、
- セルジオ・ペレス(レッドブル)
- ダニエル・リカルド(マクラーレン)
- ランス・ストロール(アストンマーチン)
- エステバン・オコン(アルピーヌ)
- アントニオ・ジョヴィナッツィ(アルファロメオ)
- ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)
の6名です。
このうち、ペレスとリカルドは移籍したので、ラーメン屋にならない志向からラーメン屋になる志向へと、風向きが変わるかもしれません。
オコンは「去年やらなかったけど今年は…」という可能性があるので、こちらも今年出店を果たすかもしれません。
その他の3名に関しては今まで通りとみてよいでしょう。
- ストロール:在籍チームがレーシングポイントの系譜を継いでいることから、出店の可能性が低い。
- ジョヴィナッツィ:相方が皆勤賞だし別にしなくてもいいでしょ
- ラッセル:腕組まないことにこだわり?しかしここまでの不運を考えると、腕を組む方針に切り替えることも検討か
新人
- 角田裕毅(アルファタウリ)
- ミック・シューマッハ(ハース)
- ニキータ・マゼピン(ハース)
復帰
- フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)
新人の3名に関しては、F2版デンデンデン!でも腕を組むシーンが見られませんでした。そしてF2のリザルト時の画像では全員腕を組んでいるので、突出したラーメン屋適性を持つ人はいないといった感じです。
しかし、ハースがここまで1年ごとに1人のドライバーをラーメン屋にしているので、シューマッハorマゼピンのどちらかがラーメン屋になるのは間違いないとみてよいでしょう。角田はアルファタウリが昨年ラーメン屋にならなかったことを考えると、ラーメン屋になる可能性は低いでしょう。
そして3年ぶりF1復帰のアロンソ。アルピーヌ(旧ルノー)が過去ヒュルケンベルグしかラーメン屋にしていないことから、こちらも可能性が低いと考えられます。
結論:予想発表
以上をふまえたうえで、このような予想になりました。
- ラーメン屋になれる=9人(ボッタス、ノリス、ベッテル、オコン、ルクレール、サインツ、ライコネン、マゼピン、ラティフィ)
- ラーメン屋になれない=11人(ハミルトン、フェルスタッペン、ペレス、リカルド、ストロール、アロンソ、ガスリー、角田、ジョヴィナッツィ、シューマッハ、ラッセル)
まずは大枠として、ラーメン屋人口を9人前後に設定しました。
移籍組はドライバーの過去データ重視で予想しました。結果として、チーム内で比較的ばらけるという、2019年の方針を踏襲するような形になりましたね。
ちなみに、フォーミュラEのグリッド紹介はみんなラーメン屋でした。
MotoGPもラーメン化が激しいので、今年F1もそれに乗って全ドライバーラーメン化するかもしれませんね。そしたら、今までの傾向分析と対策の意味とは…。
というわけで、いかがでしたか?
全部当てたらリバティメディアさん金塊ください。
本家のOPが出たら答え合わせします。
ダンヤバド