F1でドライバーのゼッケンとシーズン獲得点数が一致するケースを調べてみた

こんにちは、どもるーんです。

 

今日は、「ドライバーのゼッケンとシーズン獲得点数が一致するケース」について、
みていこうと思います。

 

 

ドライバーのゼッケンとシーズン獲得点数が一致するケースとは

具体的に言っちゃえば、
ハミルトン(ゼッケン44)が44点獲得
フェルスタッペン(ゼッケン33)が33点獲得
みたいなケースです。

 

 

集計ルール

  • シーズン通してゼッケンが固定化されやすくなった1974年から
  • ドライバーズポイントのみ対象
  • 途中参戦なども入れます

 

また、参考までにゼッケンとポイントの制度を年代別にまとめておきます。

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①1974年~1990年

ゼッケン ドライバー 点数
1976 10 ロニー・ピーターソン 10点
1978 8 パトリック・タンベイ 8点
1984 5 ジャック・ラフィット 5点
1985 4 ステファン・ベロフ 4点
1987 4 フィリップ・ストレイフ 4点
1988 17 デレック・ワーウィック 17点
1990 3 中嶋悟 3点


マシンの戦闘力的に、ティレルの例が多めですね。中嶋悟も1990年に達成しています。

 

 

②1991年~1995年

ゼッケン ドライバー 点数
1992 11 ミカ・ハッキネン 11点
1993 7 マイケル・アンドレッティ 7点

 

1995年までは、チャンピオンにならない限りチーム所有のゼッケンが変わらないルールになっています。可能性のありそうなフェラーリ(#27/#28)は、意外にもありませんでした。

93年のアンドレッティは、「チームメイト」セナに対してやや寂しい成績になってしまいましたね。

 

 

③1996~2002年

ゼッケン ドライバー 点数
1997 2 ペドロ・ディニス 2点
1999 7 デイモン・ヒル 7点
2000 6 ヤルノ・トゥルーリ 6点
2001 12 ヤルノ・トゥルーリ 12点
2002 7 ニック・ハイドフェルド 7点

 

ここから2013年まで、前年のコンストラクター順位をもとにゼッケンが割り振られます。私もモロにこの世代なので、今の極端に大きいゼッケン(44とか33とか77とか)が上に来るのは、今でもモヤッとしています。
97年のディニスが2番なのは、この年のチームメイトがデイモン・ヒル(前年のチャンピオン)だからです。
トゥルーリがカーナンバーを変えながらも2年連続で達成しています。

 

 

④2003~2009年

ゼッケン ドライバー 点数
2003 17 ジェンソン・バトン 17点
2004 12 フェリペ・マッサ 12点
2006 14 デビッド・クルサード 14点
2007 14 デビッド・クルサード 14点

 

入賞圏が8位まで拡大。中団勢で記録が出やすくなりました。ちなみに2004年のマッサは、ドライバーズランキング12位というおまけつき。

クルサードトゥルーリ以来の2年連続達成です。

 

 

⑤2010~2013年

ポイントが10位まで拡大し、1シーズン平均20戦程度。達成のターゲットは中団~下位勢になりましたが、この4年で達成者はいませんでした。

 

 

⑥2014年~現在

ゼッケン ドライバー 点数
2014 8 ロマン・グロージャン 8点
2015 9 マーカス・エリクソン 9点
2018 9 マーカス・エリクソン 9点
2019 8 ロマン・グロージャン 8点
2019 20 ケビン・マグヌッセン 20点
2021 ? ?? ?点

 

2014年からゼッケンがドライバー固定となりました。「ゼッケンの若い人が悪い成績orゼッケンの大きい人がそれなりの成績」というのが達成要件です。
みんな大好きグロージャンエリクソンが2回ずつ達成。しかもエリクソンは、F1参戦した5シーズンのうち、この2シーズンのみでポイント獲得です。


今年達成の現実味を帯びているのは、角田(#22・現在20点)です。1シーズン22戦ということもあり、あと2点獲ればいろいろな意味でちょうどいいでしょう。マゼピン(#9・現在0点)はあと9点ですが、ハースの戦闘力からして厳しそうです。
また、ラティフィ(#6・現在7点)とライコネン(#7・現在10点)は、すでにそれぞれのゼッケンを上回っているので対象外です。

 

 

まとめ

ここまで見てきた通り、1974年から2020年までで23例ありました。

今年も含め、来年はどうなるでしょうか。個人的にはF1復帰のアルボン(#23)とF1デビューのグァンユー(#??)に注目したいですね。